THAAD(イメージ)=(聯合ニュースTV)
THAAD(イメージ)=(聯合ニュースTV)
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部の文尚均(ムン・サンギュン)報道官は2日の定例記者会見で、3月に発足した米地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備をめぐる韓米共同実務団での協議について、「議論が終わる時期は現段階では予断できない」と伝えた。 実務団での協議の進捗(しんちょく)状況を尋ねる質問に答えた。その上で文報道官は「現在も協議が続いており、協議が終了すれば必要な事項は知らせる」と述べた。 協議の進行状況などについてはこれまで一切公開されていない。実務団は、在韓米軍司令部が運営することになるTHAADの配備可能性をはじめ、適正な用地の選定、安全および環境、費用問題などに関する話し合いを行っている。 同部は「在韓米軍へのTHAAD配備は韓米共同実務団がまとめた建議案を両政府が承認する過程を経て推進される」と説明した。 一方、同部は北朝鮮が前日に記録映画を通じ4月23日に実施した潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験の映像を初めて公開したことに関し、「一部で技術的な進展があったという従来の評価をそのまま維持している」との立場を明らかにした。
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