論評を発表する趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官=2日、ソウル(聯合ニュース)
論評を発表する趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官=2日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の外交部は2日、米財務省が北朝鮮をマネーロンダリング(資金洗浄)の主要な懸念先に指定したことについて、対北朝鮮制裁への米国の断固たる意志が反映されており「高く評価する」とする報道官論評を発表した。 論評は「米国は北を資金洗浄の主要な懸念先に指定し、追加措置として米愛国者法史上、最も厳しい措置である代理口座(北朝鮮の金融機関が第三国の銀行を通じ米金融機関の口座を利用)の開設禁止・制限措置が今後取られる予定」として、「北が米金融システムにアプローチできなくなる直接的な効果が予想される」と歓迎した。その上で、「代理口座を保有している外国の金融機関が北の金融機関との取引をやめない場合、米国との金融取引が停止されるという間接効果も予想される」と説明した。 また、今回の措置で北朝鮮の全ての銀行が資金洗浄の懸念先に指定される効果があると指摘した上で、「対北制裁の効果が強化されると期待される」とした。
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