北朝鮮のミサイル発射実験を激しく非難　国連安保理が声明

【ニューヨーク聯合ニュース】国連の安全保障理事会は１日（米東部時間）、北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイル発射実験は安保理決議に明白に違反するとして激しく非難する報道機関向け声明を発表した。　声明は安保理理事国の米国と日本が主導したほか、韓国が支援し採択された。　安保理が北朝鮮の挑発行為と関連し、報道機関向け声明を採択するのは今年に入り６回目となる。　声明は北朝鮮の弾道ミサイル発射が失敗したものの、発射を試みたことも安保理決議違反だと強調した。過去の安保理決議では射程距離に関係なく、全ての種類の弾道ミサイル発射実験を禁じている。　声明は北朝鮮に対し、核実験を含む挑発行為を自制し、安保理決議を守るよう求めた。国連加盟国に対しては、北朝鮮制裁決議が着実に履行されるよう、さらに努力するよう促した。