習主席(右)と面談する李副委員長=2日、ソウル(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪韓国国内でのみ使用。転載・転用禁止≫
習主席(右)と面談する李副委員長=2日、ソウル(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪韓国国内でのみ使用。転載・転用禁止≫
【北京聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は2日、中国を訪れている李洙ヨン(リ・スヨン)朝鮮労働党副委員長が前日に習近平国家主席と面会し、金正恩(キム・ジョンウン)党委員長の「温かいあいさつ」と口頭メッセージを伝えたと報じた。李氏が核開発と経済発展を並行する「並進路線」の推進に言及したことも明らかにした。 中央通信は、李氏が「第7回党大会はわが党が堅持してきた社会主義建設の総路線、自主路線、先軍革命路線、主体的統一路線、新たな並進路線に全く変わりがないことを示した」と述べたと伝えた。 習主席は朝鮮労働党代表団の訪中は中朝の党の素晴らしい伝統をあらためて示すものだとしながら、「中朝親善を守り強固に発展させようとする中国の党と政府の方針は不変だ」と述べたという。また、金委員長のあいさつと口頭メッセージに「大変うれしく思う」と応じ、党委員長推戴に祝いの言葉を伝えた。 しかし、同通信は金委員長の口頭メッセージの具体的な内容を明らかにしなかった。中国側が習主席の発言として伝えた「関係当事国が冷静さと自制を維持」や「朝鮮半島問題に対する中国の立場は一貫しており明確だ」にも一切触れなかった。 会談には北朝鮮の池在竜(チ・ジェリョン)駐中国大使、中国からは外交担当トップの楊潔チ国務委員、共産党の宋濤・中央対外連絡部長ら党と政府関係者が同席した。
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