北京の空港に到着した李洙ヨン氏=31日、北京(共同=聯合ニュース)
北京の空港に到着した李洙ヨン氏=31日、北京(共同=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官は31日の定例会見で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の側近で党外交を統括する李洙ヨン(リ・スヨン)党副委員長がこの日、大規模代表団を率いて中国・北京を訪問したことについて、「中朝関係の動向を注視している」と述べた。 また、「中朝関係が朝鮮半島の平和と安定、北の非核化はもちろん、北が国際社会の責任ある一員となるのに寄与する方向に向かうことを期待している」とした。 今年1月の4回目核実験以降、北朝鮮の高官が訪中するのは初めて。代表団は数十人に達するとみられる。 金委員長側近の訪中をめぐり、外交関係者の間では、今月上旬に36年ぶりに開いた党大会の結果を中国側に説明するとともに、核実験や北朝鮮制裁などで冷え込んだ両国関係の改善を模索するとの見方が出ている。
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