【ソウル聯合ニュース】朝鮮半島の高句麗の滅亡前後に王族・若光ら高句麗人が渡来して定住した高麗(こま)郡が埼玉県日高市周辺に設置されてから1300年を迎えたことを記念する式典が21日、同市文化体育館「ひだかアリーナ」で開かれた。 式典に出席した韓国の南景弼(ナム・ギョンピル)京畿道知事(51)はあいさつで、「韓国、中国、日本を(地理的に)見ると、韓国が真ん中に挟まれていると見られるが、米国など世界に視野を広げると、韓国と日本は共に(行動)しなければならない」として、「その協力を日高市から始められると思う」と述べた。京畿道が伝えた。 南知事は「韓国と日本は未来へ進まなければならない」と強調。「朴槿恵(パク・クネ)大統領と安倍晋三首相が(若光をまつる)高麗神社で首脳会談を開催することを望む」と期待を示した。 与党セヌリ党改革派のリーダー格とされる南知事は昨年11月、高句麗古墳壁画に描かれた騎射の様子を再現する「高麗王杯 馬射戯~MASAHI~騎射競技大会」にも出席し、両国関係の改善を訴えた。 kimchiboxs@yna.co.kr
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