パク・テファン の最新ニュースまとめ
大韓体育会は17日、ソウル・江南区(カンナムグ)にて歴代五輪選手団長を招待し、晩餐懇談会を開催した。
この場にはチョン・モンギュリオ五輪選手団賞をはじめ、イ・ギホン2012ロンドン五輪選手団長。キム・ジョンヘン2008北京五輪選手団長兼現大韓体育会長、シン・パクジェ1996アトランタ五輪および2004アテネ五輪選手団長が参加し、リオ五輪関する対策や韓国選手団選定案について意見を交わした。
体育会の関係者によるとこの日、キム・ジョンヘン会長は「同じ選手出身として。個人的には朴泰桓が五輪に出場してほしい」という意思を表して目を引いた。キム会長は柔道の韓国代表出身である。
朴泰桓は2014年、禁止薬物投与で国際水泳連盟(FINA)から18か月の選手資格停止処分を受け、先月3日に選手資格を回復した。
しかし「体育会や競技団体で禁止薬物を服用・薬物使用許可または助長する行為で懲戒処分を受け、懲戒が満了した日から3年が経過していない者は代表欠格対象」という代表選抜規定第5条6項に基づき、代表に選ばれない措置だ。
それにも関わらず先月、代表選抜を兼ねた第88回東亜水泳大会に出場し、男子自由形1500メートル、200メートル、400メートル、100メートルでFINAが定めたリオ五輪資格記録を唯一全て通過し、4冠を達成した。
先月26日には国際スポーツ仲裁裁判所(CAS)に大韓体育会を相手に仲裁申請を提出したが、2日後、仲裁保留を要請した。これに関して朴泰桓側は「政府と体育会の前向きな回答を最後まで待っている。CAS規定に基づき、国内最終決定が出た後、21日までに仲裁申請が可能だった。状況が難しくなった場合、最後のチャンまで逃したくないため、ひとまず提訴したもの」と説明した。
そして去る12日、朴泰桓の五輪出場に関する体育会の最終的な立場を問うCASの公文書が体育会に届き、体育会は5日以内に回答をしなければならない状況になった。
回答を控えた中で、キム・ジョンヘン会長の前向きな態度が影響を及ぼすのか関心が集まるのは当然だった。
しかし、キム・ジョンヘン会長の考えは、体育会の決定とは無関係の個人的な意見に過ぎない。
体育会の関係者は「国家代表選抜規定を改定しようとすれば、競技力向上委員会、スポーツ公正委員会などの審議を経た後、理事会で改定を議決するため、キム・ジョンヘン会長の意見はあくまでも個人的な立場」と一線を引いた。
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