大韓航空の旅客機とシンガポール航空の旅客機が、同じ滑走路に同時進入し、衝突しそうになった。管制塔の急ブレーキ指示により、衝突は免れたものの、シンガポール航空の旅客機はタイヤ損傷で19時間遅延。(提供:ne
大韓航空の旅客機とシンガポール航空の旅客機が、同じ滑走路に同時進入し、衝突しそうになった。管制塔の急ブレーキ指示により、衝突は免れたものの、シンガポール航空の旅客機はタイヤ損傷で19時間遅延。(提供:ne
大韓航空の旅客機とシンガポール航空の旅客機が、同じ滑走路に同時進入し、衝突しそうになった。管制塔の急ブレーキ指示により、衝突は免れたものの、シンガポール航空の旅客機がタイヤの損傷で19時間遅延し、乗客に大きな影響を与えた。

 7日、業界によると、今月5日に仁川発米・サンフランシスコ行きのシンガポール航空旅客機SQ9016便は、離陸直前に急ブレーキをかけてタイヤが破損したという。

 シンガポール航空旅客機は、離陸のために滑走路に入ったが、ロシア・サンクトペテルブルク行きの大韓航空旅客機KE929便が同じ滑走路に入ってきた。管制塔の急ブレーキ指示により、衝突は免れた。

 大韓航空旅客機は、シンガポール航空旅客機の後に離陸する予定だったが、シンガポール航空旅客機が離陸する前に誤って滑走路に進入したと見られる。

 急停車の影響で、シンガポール航空旅客機はタイヤが損傷し、タイヤの交換や整備などで19時間遅れの6日午後1時に出発。大韓航空旅客機は事故直後に正常に離陸したという。

 大韓航空は「滑走路に誤って進入したのかなどについて、国土交通部の調査結果を待っている」と明らかにした。

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