【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は15日、青瓦台(大統領府)で来韓中のノルウェーのソルベルグ首相と首脳会談を行った。 青瓦台は今回の首脳会談についての資料を出し「両国は『造船およびグリーンシップ開発協力了解覚書(MOU)』を基にエコ船舶、海洋プラントなど高付加価値分野での協力を引き続き強化することで一致した」と明らかにした。 また、これを土台に韓国の船舶および海洋プラントの対ノルウェー輸出拡大が期待されるとした。 両国は2012年に締結したこのMOUを通じ、海洋プラントの安全設計や関連する研究開発、エコ船舶の技術交流協力を推進中だ。ノルウェーが発注した船舶および海洋プラントを韓国が建造し、ノルウェーが資機材を供給する協力構造を構築している。 また、両国は省エネ技術分野でも産学機関による共同研究や官民協議体の設置を通じ協力を進めることで一致した。 さらに、首脳会談を機に北極海航路の共同研究および海運協力、北極評議会を通じた協力を強化していくことを決めた。 ノルウェーは米国、ロシアなど北極圏8カ国で組織する北極評議会の加盟国で、韓国はオブザーバーとして参加している。 韓国はスエズ運河を経由する既存の航路より運送コストや時間を節約できる北極海航路の開拓を推進しており、北極評議会加盟国との協力を強化している。 ノルウェーで2人目の女性首相となったソルベルグ氏は、首脳会談のため3泊4日の日程で14日に来韓した。 sjp@yna.co.kr
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