第4回核安保サミット出席の朴槿恵大統領は、日米韓首脳会議直後のマスコミ向け発表で、強力で実効性のある北朝鮮制裁のための国際協力を促す予定だという。(写真は2014年時のもの / 提供:news1)
第4回核安保サミット出席の朴槿恵大統領は、日米韓首脳会議直後のマスコミ向け発表で、強力で実効性のある北朝鮮制裁のための国際協力を促す予定だという。(写真は2014年時のもの / 提供:news1)
第4回核安保サミットに出席するため訪米中の朴槿恵(パク・クネ)大統領は31日午前(現地時間)、日米韓首脳会議直後に3カ国首脳によるマスコミ向け発表で、“強力で実効性のある”北朝鮮制裁のための国際協力を促す予定だという。

 韓国大統領府によると、日米韓の首脳はこの日、3カ国首脳会議を終えた後、オバマ米大統領、朴大統領、安倍首相の順にマスコミ向け発表をする計画だという。

 朴大統領は発表の場で、北朝鮮が非核化の意志を見せず変化を拒否する限り、北朝鮮に対する国際社会の圧迫が継続するしかないと強調し、北朝鮮の態度の変化を導き出すために国際社会の団結した意志が大事であるため、日米韓3カ国間の協力をもとにその他の国家とも協力を強化するための努力を倍増させようと促す予定。

 今回の日米韓首脳会議は、2014年3月にオランダ・ハーグで開かれた第3回核安保サミット以来2年ぶりに開催され、3カ国の首脳は北朝鮮に関する共同対応案について踏み込んだ協議をする予定になっている。

 また今回の核安保サミット開催国であるアメリカは、ホワイトハウスのホームページのプレスコールで、日韓両国はアメリカの重要な同盟国として、今回の三者会談は北朝鮮の核抑制・北朝鮮制裁を議論すると明らかにしている。

 ホワイトハウスのホームページでは「アメリカは、日本と韓国ほど重要な同盟国はなく、共同価値とビジョンを共有している」とし、「日米韓三者会談は北朝鮮問題に焦点をあてるつもりであり、北朝鮮の核抑制及び北朝鮮制裁に3カ国が共同で強力に対応していくつもりだ」とした。

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