【ワシントン聯合ニュース】米大統領選の共和党指名争いで首位を走るトランプ氏が韓国と日本の核保有容認を再び主張したことに対し、米ホワイトハウスが反論した。 アーネスト大統領報道官は30日(米東部時間)の定例会見で、韓国と日本が核兵器を持つことになれば、「(情勢を)極度に不安定にする」との見方を示した。 また朝鮮半島の非核化という米国の政策は国際社会から広く支持されているとし、「同盟国である韓国の核兵器開発を奨励すべきとのトランプ氏の主張は、米国が長年追求し国際社会が支持してきた政策とは逆だ」と指摘した。北朝鮮の核兵器開発を正当化したり核兵器開発を促すようなインセンティブ(動機づけ)を与えたりすることは良い考えとは思えず、道理にも合わないと述べた。 トランプ氏は29日の対話集会で、米国はもはや財政に余力がなく、日本と韓国は核武装を通じ自ら防衛能力を高めるか、米国にもっと防衛費を出す必要があると主張した。 これに先立ち、トランプ氏は米紙ニューヨーク・タイムズとのインタビューでも、韓国と日本の核保有を容認する考えを示している。 mgk1202@yna.co.kr
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