【ソウル聯合ニュース】国連安全保障理事会の対北朝鮮追加制裁決議案の採択が迫る中、北朝鮮が「思想武装」を市民らに呼び掛けた。 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は29日付の紙面で「革命的な思想攻勢で敵どもを制圧し、不屈の精神力で難関を突破しなければならない今こそ思想的な砲声をさらに力強く鳴らさなければならない」と主張した。 また、5月に予定されている第7回労働党大会までに成果を追求する「70日戦闘」で最も重要なのは、千万大衆が党の思想で武装し反帝国階級意識を持つことだと強調した。 さらに若者に対し、侵略者らの野蛮性や本性を一瞬も忘れることなく思想戦の熱をさらに高めるよう訴えながら、米国への敵がい心を煽った。 北朝鮮は全土に広がる闇市場の市場経済の影響で、上の世代に比べ若者層に思想が浸透しにくいことを懸念しているとみられる。 sjp@yna.co.kr
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