【安東聯合ニュース】韓国南東部、慶尚北道の学術研究機関が、同道の鬱陵島と独島に関する日本の古文書5点をまとめた「独島関係の日本古文書2」を出版した。 慶尚北道独島史料研究会は「村川氏旧記」「竹島に関する七箇条返答書」「村川家附竹島渡海」「石見外記」など17世紀に日本から鬱陵島に渡り漁労をした漁民らが残した日本の五つの古文書から原文を書き写し、韓国語に翻訳した。 鳥取藩米子の町人、村川家は江戸幕府から「竹島渡海」の免許を受け、日本で当時「竹島」と呼ばれていた鬱陵島に渡ったとされる。「村川氏旧記」には、村川家が1692年に鬱陵島に渡り朝鮮人に対し鬱陵島は日本領だと主張したという内容が記されている。 日本は17世紀に日本の漁民が鬱陵島で漁労をする際に独島(当時、日本は「松島」と呼ぶ)を利用したという点を挙げ、独島の領有権を主張する。しかし、江戸幕府は1696年1月に鬱陵島渡海の禁止令を出している。また、明治政府も1877年の太政官指令で独島が韓国領であることを認めた。 mgk1202@yna.co.kr
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