”三一節”に開催される”ミニ日韓戦”広島-ソウル=韓国で注目度高まる
”三一節”に開催される”ミニ日韓戦”広島-ソウル=韓国で注目度高まる
偶然に組まれた日程ではあるが、三一節(韓国で三・一独立運動を記念する日)に”ミニ日韓戦”が開催されることとなった。政治とスポーツは別問題だが、日韓戦という点でも韓国では注目を浴びている。

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 その主人公=FCソウルのサポーターだけでなく、チームを越えて、韓国サポーターが試合結果を見守る雰囲気だ。

 FCソウルは3月1日午後、ソウルワールドカップ競技場にて、サンフレッチェ広島とアジアサッカー連盟(AFC)チャンピオンズリーグF組・2次戦をおこなう。FCソウルは去る23日、ブリーラム・ユナイテッド(タイ)とのアウェイ戦で爆発的な攻撃力を見せ、6-2で大勝した。この勢いで2連勝を目指すFCソウルは、”ミニ日韓戦”と呼ばれる広島戦により熱い思いを抱く。

 その理由として、2016年ホームにてサポーターの前で見せる初戦である点も大きい。FCソウルは”スロースターター”という、ありがたくない修飾語を消し去りたいとの思いもある。よって、FCソウルのチェ・ヨンス監督は「ことしは、序盤での不振を洗い流したい」との覚悟だ。

 さらに、ことし1月、カタール・ドーハで開催されたU-23チャンピオンシップ決勝戦で、シン・テヨン監督率いるU-23韓国代表が日本を相手に2-3で逆転負けを喫した苦い記憶が国民の頭に焼きついているだけに、その後おこなわれる初の日韓戦という点も、代表戦ではないものの、国民を熱くさせている。

 広島戦は、3月1日。偶然にも、韓国では三一節と呼ばれる祝日だ。どの瞬間よりも、サポーターの注目度が高まる試合となった。 

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