【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官は29日、ケリー米国務長官と電話会談を行い、北朝鮮の4回目核実験をめぐる北京での米中外相会談(27日)の結果を共有したほか、今後の対応策を協議した。 同部によると、両長官は電話会談で、国連安全保障理事会の対北制裁決議案採択に向け、韓米間の協力を一層具体化させていくことで一致した。 また、先ごろ韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議について北朝鮮を除く5カ国による協議開催の必要性に言及したことに関し、6カ国協議の枠内で5カ国協議をはじめとするさまざまな形態の協議を通じ、緊密に協力していくことにした。 長距離弾道ミサイル発射など北朝鮮によるさらなる挑発の可能性を念頭に、必要な対策を講じることでも一致した。 電話会談は北朝鮮が今月6日に核実験を実施して以降3回目となる。両長官はドイツで来月12日から3日間の日程で開催される「ミュンヘン安全保障会議」で会談する予定。 csi@yna.co.kr
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