【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が30日発表した11月の産業活動動向によると、鉱工業生産は前月比2.1%減だった。機械装備などは増加したものの、半導体や通信装備などが減少したことが影響した。 全産業の生産は前月比0.5%減少した。前月比減は2カ月連続。 全産業の生産は6月から増加を続け、9月には同2.4%増と2011年3月(4.0%増)以来の大幅増を記録したが、10月から減少に転じた。 11月はサービス業の生産が小幅増加にとどまったほか、鉱工業の生産が振るわなかったのが響いた。 製造業の在庫は前月より0.8%減少した。製造業の平均稼働率は1.2ポイント下落し72.7%となった。 サービス業生産は卸・小売や不動産・賃貸などが減少したものの、金融・保険、保健・社会福祉などが増え、前月比0.1%増加した。 消費を意味する小売販売は前月より1.1%減少した。 景気の現状を示す一致指数の循環変動値は前月より0.1ポイント下落、景気の先行きを示す先行指数の循環変動値も0.1ポイント下がった。 統計庁は「輸出低迷が全産業生産の減少の最も大きな原因。設備投資が振るわなかったことやIT業種の在庫調整も影響した」と説明した。 csi@yna.co.kr
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