日本と韓国は15日午前、東京都内で慰安婦問題を話し合う外交当局による局長級協議を開催した。
韓国側の代表である李相徳(イ・サンドク)東北アジア局長はこの日、日本側の外務省・石兼公博アジア大洋州局長との協議を終えた後、記者団に会い「可能な限り早期の協議を継続することになった」と明らかにした。しかし、時期に関しては「ことし中は難しいと思われる」とし、事実上、年内決着は困難であることを示唆した。
今回の協議で両国間での進展事項があったかという質問には「現段階で成果有無を評価するにははやいと考える。具体的に評価するのは自制しよう思う」と言葉を慎んだ。また、「11月の首脳会談で早期解決できるよう局長級協議を加速化することで合意した。そういう方向で交渉に進展がなされるよう、努力を続ける」と伝えた。
一方、李局長は靖国爆発音事件に関しても、協議がなされたかという質問に「慰安婦問題のほかにも、さまざまな原案や共通の関心事に関する意見交換、真剣な話し合いをおこなった」と述べた。
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