韓国における12月の製造業の体感景気見通しが、前月より悪化したことがわかった。(提供:news1)
韓国における12月の製造業の体感景気見通しが、前月より悪化したことがわかった。(提供:news1)
韓国における12月の製造業の体感景気見通しが、前月より悪化したことがわかった。ただし、傾向的に悪化したというよりは、韓国版ブラックフライデーのイベント終了など政策効果が消え、”パリ同時多発テロ”も心理に一部悪影響を与えながら現れた一時的な現象と解釈される。

 韓国銀行が30日に発表した「2015年11月 企業景気実体調査指数(BSI)および経済心理指数(ESI)」によると、製造業の11月業況BSIは68で、前月に比べて3ポイント下落。12月の業況見通しBSIは69で、1ポイントダウンした。

 季節調整指数は、11月の業況BSIが4ポイント下落した69を記録し、12月の業況見通しは72で前月と同一だった。

 韓国銀経済統計局・企業統計チームの関係者は「BSIが前月に比べて下落したが、四半期別に見ると上昇基調が折れたとするのは難しい」とし、「韓国版ブラックフライデー終了など、政策効果が消えたことと、パリ同時多発テロが一部に影響を与えた結果」と説明した。

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