【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が30日発表した10月の産業活動動向によると、鉱工業生産は前月比1.4%減だった。金属加工と通信・放送装備が増加したものの、化学製品や自動車などが減少したことが影響した。 全産業の生産は前月比1.3%減で今年1月(1.9%減)以来の大幅減となった。全産業の生産は6月から増加を続け、9月には同2.4%増と2011年3月(4.0%増)以来の大幅増を記録したが、減少に転じた。 10月はサービス業の生産が同0.2%の小幅増加にとどまったほか、建設業や鉱工業の生産が振るわなかったのが響いた。 製造業の在庫は前月より2.1%減少した。製造業の平均稼働率は1.4ポイント下落し73.8%となった。 サービス業生産は卸・小売や不動産・賃貸などが増え、前月比0.2%増加した。消費を意味する小売販売は前月より3.1%増えた。 景気の現状を示す一致指数の循環変動値は前月より0.3ポイント上昇、景気の先行きを示す先行指数の循環変動値も0.2ポイント上った。 統計庁は「輸出低迷に伴い鉱工業生産が振るわず、全産業の生産が減少に転じた。化学と製油業の生産が振るわなかった」と説明した。 csi@yna.co.kr
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