中東呼吸器症候群(MERS)の余波からようやく克服した韓国の観光業界。しかし、今回はテロによって再び低迷の予測が出ている。
中東呼吸器症候群(MERS)の余波からようやく克服した韓国の観光業界。しかし、今回はテロによって再び低迷の予測が出ている。
中東呼吸器症候群(MERS)の余波からようやく克服した韓国の観光業界。しかし、今回はテロによって再び低迷の予測が出ている。

 先週フランス・パリで発生した同時多発テロによる不安感がこのまま持続した場合、第3四半期に続いて第4四半期にもパフォーマンス低下となる可能性が高い。

 加えて、韓国警察が国内に不法滞在していたIS追従のインドネシア人を検挙し、調査中との事実が去る18日に報じられ、国内でもテロの恐怖が高まっている。

 パリ同時多発テロの犯人であるスンニ派武装勢力イスラム国(IS)が敵対視するアメリカやイギリス、フランス、ドイツ、日本などを含む61か国の十字軍同盟国に韓国も含まれており、事態が長期化する場合には、韓国観光産業にもそれなりの影響を及ぼすことが懸念される。

 ある旅行会社の関係者は「フランスのエッフェル塔やルーブル美術館などは、すでに平常通りオープンしているため、旅行キャンセルの問い合わせも減り、ほぼ正常化している」とする一方、「フランスが国際社会において影響力のある国家であるだけに、より深刻に受け止めている旅行客が多いのは事実。旅行業界には、2008年のグローバル金融危機と同様の長期的な不況が再び訪れているようだ」と懸念した。

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