韓国の主砲、李大浩=(聯合ニュース)
韓国の主砲、李大浩=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】野球の国際大会「プレミア12」に出場している韓国代表は19日夜、東京ドームで日本との準決勝に臨む。日本には8日の1次ラウンド開幕戦で零封負けしており、日本の先発は開幕戦と同じ大谷(日本ハム)。韓国はほぼ完璧に封じ込められた右腕に雪辱を果たし、初開催の大会の頂点を狙う。 開幕戦で大谷に抑え込まれた韓国打線の姿に、韓国の野球ファンや国民は大きなショックを受けた。この時は6イニングを2安打に封じられ、10三振。三塁も踏めなかった。ネットユーザーからは「日本の投手の球速や球威をみると、われわれと比較にならない。今回の試合は実力の差で完敗したもので、球場や審判のせいにし言い逃れしてはならない」などの厳しい声もあがった。 ただ、初戦は韓国シリーズが終わり、慌ただしく札幌ドームでの試合に臨んだことも事実。その時とは異なり、少し余裕を持って戦えそうだ。 大谷と一度対戦したほか、1次ラウンドで米国やドミニカ共和国などの速球派投手と対戦したことで、最速161キロに達する大谷の球に対する自信をつけた。 今季日本一に輝いたソフトバンクでクリーンアップを担った李大浩(イ・デホ)は「一度やられたが、二度同じ目には遭わない」と闘志を見せている。 李大浩、来季大リーグに挑戦する朴炳鎬(パク・ビョンホ)と共に中軸を形成する金賢洙(キム・ヒョンス)も「大谷の球威は本当にすごいが、全く歯が立たないという球でもない」と自信をのぞかせる。 韓国は今大会好調の黄載均(ファン・ジェギュン)を先発出場させるなど、大谷攻略に向け、開幕戦と違う打線を組んでくるとみられる。 東京ドームでの韓日戦は両チームが激しい優勝争いを繰り広げた2009年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)以来。韓国の投手陣が踏ん張れば、見どころのある接戦になりそうだ。 sarangni@yna.co.kr
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