阪神、呉昇桓のメジャー挑戦止める！残留交渉に注力＝日本メディア

日本プロ野球・阪神タイガースが“守護神”オ・スンファン（33、呉昇桓）を引き止めるため、最善を尽くす計画だ。日本のスポーツ媒体は10日、「阪神がオ・スンファンの残留交渉のため全力を挙げる」と伝えた。

オ・スンファン の最新ニュースまとめ

　今シーズンを最後に阪神との契約期間が満了となるオ・スンファンは近く、プライベートを兼ねて来日する。球団関係者は「日本に来るなら会いたい」と積極的な態度を見せた。

　メジャーリーグの移籍市場は12月上旬のウィンターミーティングから本格的におこなわれる。メジャー挑戦も選択肢に掲げるオ・スンファン側がメジャー球団の評価や条件を探るとなると、交渉の長期化が避けられない。

　関係者は「オ・スンファンの代役を探すのは難しい」とし、彼の存在感を認定した。現在阪神は新たな外国人投手の投入も検討しているが、オ・スンファンのメジャー行きが決定すれば阪神にとっては大きな損失となる。

　オ・スンファンは2シーズン通算127試合に登板し、80セーブ・平均防御率2.25を記録し、2年連続でセ・リーグのセーブ王に輝いた。

　先月23日に韓国に帰国したオ・スンファンは「来シーズンの去就はエージェントに任せており、ゆっくりと考えたい」とし具体的な立場は明かさなかった。しかし、「新たに阪神を指揮する金本知憲監督は尊敬する指導者」とし、「一緒に野球をしたいという気持ちはある」と残留の可能性も示唆した。