【光州聯合ニュース】韓国南西部の光州市で15日に開幕した「2015光州デザインビエンナーレ」では「光州ブランディング」と題し、地域の中小企業と世界的なデザイナーのコラボレーションによる照明製品と生活用品を10種類余り展示している。 照明製品のデザインは海外のデザイナーが手掛けた。アルベルト・メダは、使用者が形を自在に変えることができるアルミニウム素材の照明「メカノライト」をデザインした。 オディール・デックは発光ダイオード(LED)照明を、デニス・サンタキアラは太陽熱を利用する照明をそれぞれデザインした。アレッサンドロ・メンディーニのLED照明「木」は公募を通じ生産企業を決める計画だ。 生活用品は、ステファノ・ジョバンノーニと韓国人デザイナーがデザインに参加した。ジョバンノーニのテーブルウェアシリーズ「ミニメン」はウィットに富んだデザインが目を引く。 韓国のデザイナー、ソン・ボンギュがデザインした「モジュールトレー」は三角形や四角形、ひし形など六つの形によるトレーの組み合わせでさまざまな使い方が可能だ。チョン・スが手掛けた「G-Bottle」は曲線の携帯用ボトルで、ボトル同士をつなげると形を変えることもできる。 同ビエンナーレを総括した光州市の禹范基(ウ・ボムギ)経済副市長は「デザインの産業化のため製品を残すことにした。地域企業と共に来年初めに量産が可能になるよう支援する」との方針を明らかにした。 hjc@yna.co.kr
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