北朝鮮が来年５月に党大会　３６年ぶり

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が来年５月初めに朝鮮労働党の第７回大会を開催する。党の最高指導機関である党大会の開催は、１９８０年１０月以来、約３６年ぶりとなる。　朝鮮中央通信は３０日、労働党中央委員会政治局が党大会の招集を決定したと報じた。政治局は「こんにちのわれわれの前には、金正恩（キム・ジョンウン）同志の領導（指導）に従いわが党を金日成（キム・イルソン）、金正日（キム・ジョンイル）同志の党へと強化発展させ、その領導的な役割を高め主体革命の偉業の最終勝利を早めなければならないという革命任務がある」と説明した。　党大会の招集日は半年ほど前に発表される。党の規約によると、党大会は▼中央委員会、党中央検査委員会の事業の総和（分析）▼党の綱領と規約の採択、または修正・補充▼党の路線と政策・戦略・戦術の基本問題の討議決定▼党総書記の推戴▼中央委員会および党中央検査委員会の選挙――などを行う。　北朝鮮はこれまで６回、党大会を開いた。１９８０年１０月１０日の第６回大会では、金正日氏の後継者としての位置付けを明らかにしたほか、社会主義建設の１０大目標の提示、「高麗連邦制」南北統一プランの提案などを行った。　韓国政府の関係者は「内部で過去の事業を評価し、今後の政策推進方向を決定、提示するために開催すると思われる」と話した。状況を注視しているという。 mgk1202@yna.co.kr