サムスン電子、半導体白血病被害者30人に補償完了＝韓国

サムスン電子が半導体事業場の退職者らに対する疾病補償と関連し21日、1次で30人に補償金を支給し、合意を完了した。サムスン電子は補償申請と書類提出が継続してつづいており、今月末になれば補償金の受領者が50人を超えると予想している。

　補償金を受け取った人の中には、情報提供者や労災申請者も含まれている。現在まで補償を申請した人は90人に達しており、この中には協力会社の退職者らもいる。

　サムスン電子は、協力会社の退職者に対してもサムスン電子の退職者と同じ原則と基準を適用し補償している。

　サムスン電子は「独立機関である補償委員会を通じて、補償申請者の審議などに時間を要する」とし「弁護士や労務士などが直接、発病者を訪問して書類受付などをサポートしており、補償金を支給される人は増え続けるだろう」と明かした。