ソウル中区の南山韓屋村で伝統遊びを楽しむ市民ら=29日、ソウル(聯合ニュース)
ソウル中区の南山韓屋村で伝統遊びを楽しむ市民ら=29日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の二大名節の一つ、秋夕(中秋節、今年は9月27日)連休の最終日となった29日、ソウル市内では休日を楽しむ市民の姿があちこちで見られた。 景福宮などの旧王宮は家族連れでにぎわい、伝統衣装「韓服」を着た子供や若者たちも目についた。 両親と景福宮を訪れたイ・ジヘさん(23)は「今回の秋夕は韓服を用意したので記念に着て来た。連休が終わって残念だが、家族と古宮を歩くのは意味深かった」と話した。 市中心部を流れる清渓川では前日、普段の休日より多い約5万3000人が訪れ、連休最終日も混みあった。 江南区の総合展示場・COEXにも朝から映画館やアクアリウムを利用する人が集まり始めた。韓国北東部の江原道から家族と共にソウルを訪れたチョン・ヨンピルさん(41)は「家族とソウルに来て、連休を楽しんだ。今日は子供たちとCOEXのアクアリウムを見て、戦争記念館に立ち寄ってから家に帰る計画」と話した。 また広津区の子ども大公園は午前11時までに約80000人が入場するなど、朝から家族連れでにぎわい、北漢山や漢江市民公園でも連休最終日を楽しむ市民の姿が見られた。 自宅やホテルでゆっくりと過ごす市民も多かった。ソウルの実家で家族と共に連休を過ごした30代の女性は「今日は普段苦労している母と休養パッケージを利用して市内のホテルで連休の最後をゆっくり過ごす計画」と話した。 yugiri@yna.co.kr
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