金基宗被告(資料写真)=(聯合ニュース)
金基宗被告(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】リッパート駐韓米国大使を襲撃し、殺人未遂などの罪で起訴された金基宗(キム・ギジョン)被告に対し、ソウル中央地裁は11日、「殺人の故意があった」として懲役12年を言い渡した。 金被告は今年3月5日、ソウル市内の講演会会場でリッパート大使を長さ24センチの果物ナイフで切りつけた。リッパート大使は顔の右側に長さ11センチ、深さ3センチの傷のほか、腕で攻撃を防ごうとして、ナイフが左前腕を貫通する重傷を負った。 地裁は「被害者は顔や腕に重傷を負い、顔面部の裂傷の1~2センチ下に頚動脈があり、死に至るかもしれない状況にあった」と指摘した。ただ、「国家存立や自由民主主義秩序の根本を脅かし、北の主張に応える意思があったと認めにくい」として、国家保安法違反の罪は無罪とした。 検察当局は殺人の故意があり、北朝鮮の主張に同調したとして、懲役15年を求刑していた。 kimchiboxs@yna.co.kr
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