韓国陸軍第31歩兵師団のある兵士が北朝鮮の砲撃挑発で始まった南北間の危機状況により、除隊を延期した事実が知らされ、感動を与えている。
韓国陸軍第31歩兵師団のある兵士が北朝鮮の砲撃挑発で始まった南北間の危機状況により、除隊を延期した事実が知らされ、感動を与えている。
「国家が危険なのに、私の安全だけを考えることができませんでした。このような状況で除隊したら、一生恥ずかしい思いをするでしょう」

 韓国陸軍第31歩兵師団のある兵士が北朝鮮の砲撃挑発で始まった南北間の危機状況により、除隊を延期した事実が知らされ、感動を与えている。

 27日、31師団によると、配下部隊所属のチャン・チャングォン(22)兵長が南北高官協議がおこなわれていた去る24日、除隊延期申請を出した。しかも、褒賞休暇を控えていた時点のことだった。

 彼は「褒賞休暇と除隊を心待ちにしていたが、北朝鮮が砲撃挑発に続き準戦時体制を宣言するなど厳重な安保危機だと感じ、戦友らと共に最後まで戦いたいという気がした」と述べた。

 この知らせを聞いたチャン兵長の父親は「初めは息子の決心を聞き、心配した。しかし、自身の意思を確実に表現し、信頼を与える息子の姿勢に安心した」と振り返った。

 陸軍はチャン兵長の愛国心と忠誠心を高く評価し、「陸軍参謀総長表彰」を授与した。

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