【ソウル聯合ニュース】韓国と日本の国交正常化50周年を記念し、両国の子どもによる絵手紙の交流展示会が30日から来月15日まで韓国・忠清南道天安市の独立記念館で開催される。 両国の小学生による絵手紙の交流は2011年8月に遡る。独立記念館で主催した歴史教育に関するワークショップに発表者として参加した両国の教師が学級間交流を提案したのが始まりだった。言葉が分からなくても絵で交流することができると考えた2人の考えは的中した。 子どもたちは手紙が到着すると歓声をあげて喜び、楽しんで手紙をやりとりした。交換した手紙は5年間で約800通に及ぶ。 独立記念館は光復(日本による植民地支配からの解放)70周年、韓日国交正常化50周年を記念し、「私たち、仲良くしましょう!」と題して、70通の手紙を展示する。子どもの手紙で展示会を開くのは今回が初めて。 独立記念館の館長は「両国の大人たちが歴史歪曲(わいきょく)問題など韓国と日本の摩擦を解決できずにいるなかで、子どもたちが見せた暖かい交流と疎通は両国の大人たちが学ぶべきことを教えてくれる」と話した。 yugiri@yna.co.kr
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