韓国のロッテ七星(チルソン)飲料が保有していたロッテアサヒ酒類の持分16%を、日本のアサヒグループホールディングスに売却する。(提供:news1)
韓国のロッテ七星(チルソン)飲料が保有していたロッテアサヒ酒類の持分16%を、日本のアサヒグループホールディングスに売却する。(提供:news1)
韓国のロッテ七星(チルソン)飲料が保有していたロッテアサヒ酒類の持分16%を、日本のアサヒグループホールディングスに売却する。

 韓国内の輸入ビール市場が熾烈になり、日本のアサヒ側が自ら韓国内市場の経営に出るという要請をしたという。

 29日、関連業界によると、ロッテ七星は、アサヒグループホールディングスが韓国ロッテアサヒ酒類持分に対するコール・オプションを行使する内容の契約を締結。これによりロッテ七星は保有していた持分のうち16%を渡すことになった。

 今回の持分売却により、ロッテ七星飲料とアサヒグループホールディングスの持分構造は50:50になるが、アサヒグループホールディングスが1株多くもつことになり、経営権を確保する。

 今回の売却代金は、市場の予想通り168億ウォン(約18億円)になる。ロッテ七星関係者は「契約したとおりコール・オプションを行使して、金額は168億ウォンだ」と述べた。

 ロッテ七星飲料関係者は「今回の売却はロッテアサヒ側の要請によるものだ」とし、「韓国のビール市場で、サッポロ、キリン、サントリーなど熾烈な競争を繰り広げているため、自ら攻撃的なマーケティングをしようとしているようだ」と述べた。

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