韓国の仁川国際空港を通じて中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)患者が出国し、海外で隔離措置された中、保健当局が3次感染のおそれがある仁川空港の労働者に対し、何の措置も取っていないことが確認された。
韓国の仁川国際空港を通じて中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)患者が出国し、海外で隔離措置された中、保健当局が3次感染のおそれがある仁川空港の労働者に対し、何の措置も取っていないことが確認された。
韓国の仁川国際空港を通じて中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)患者が出国し、海外で隔離措置された中、保健当局が3次感染のおそれがある仁川空港の職員に対し、何の措置も取っていないことが確認された。

 2日、仁川空港公社および公共運輸労働組合仁川空港地域支部(以下、支部)によると先月26日から去る1日の間にMERSと疑われる、または感染患者などが出入国し、仁川空港協力企業の職員に3次感染の懸念が広がっているという。

 支部は報道資料を出し「仁川空港で一番最初に乗客に接する協力企業の職員は、MERS関連の対応措置教育は受けられなかった」とし「一部の企業がマスクを支給しているが、無防備な状態」と明らかにした。

 彼ら職員は、乗客が飛行機に登場するまでパスポートや搭乗券のチェック、保安検査、搭乗橋(ボーディング・ブリッジ)の運営などを担当しており、乗客との接触は避けられない。これにより、MERS患者による感染にさらされている状況だ。

 状況はこうだが、保健当局はこの日まで行動要領や指針など何の対応策も伝えておらず、不満を買っている。

 空港公社の関係者は「保健当局からMERSと関連し、何の伝達事項も受けられなかった」とし「どのような対応をすべきなのかわからず、苦しい心情だ」と伝えた。

 空港公社はこの日8000個のマスクを準備し、協力企業に配布する一方、緊急会議を開き今後の対応策を議論している。


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