【ソウル聯合ニュース】韓国で中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)コロナウイルス感染者が徐々に増えているなか、保健福祉部の文亨杓(ムン・ヒョンピョ)長官は29日の中央MERS管理対策本部会議で、総動員態勢を取り感染拡大の防止に努めると強調した。韓国では同日までに9人の感染が確認されている。 状況の深刻さを踏まえ、同部は疾病管理本部長が運営していたMERS防疫対策本部を保健福祉部次官が指揮を執る中央MERS管理対策本部に格上げした。 文長官は会議で「さまざまな対策を取ってきたが、どれも十分ではなかった」と述べ、管理対策本部の各班に全てをもう一度点検するよう指示した。また、感染者と接触した人のうち経過観察対象から外れている人がいないかどうか、徹底して調べるよう命じた。 stomo@yna.co.kr
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