北朝鮮の金正恩第1書記の叔母であり、2013年に処刑された張成沢(チャン・ソンテク)の妻、金敬姫(キム・ギョンヒ)氏が金第1書記の指示で毒殺されたという主張が12日、提起された。
北朝鮮の金正恩第1書記の叔母であり、2013年に処刑された張成沢(チャン・ソンテク)の妻、金敬姫(キム・ギョンヒ)氏が金第1書記の指示で毒殺されたという主張が12日、提起された。
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の叔母であり、2013年に処刑された張成沢(チャン・ソンテク)の妻、金敬姫(キム・ギョンヒ)氏が金第1書記の指示で毒殺されたという主張が12日、提起された。

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 米国CNN放送はこの日、ソウル発の報道で元北朝鮮高位当局者出身の脱北者パク某氏(仮名)を引用し、このように伝えた。

 パク氏はCNNとのインタビューで「昨年5月5日もしくは6日に金敬姫を毒殺するよう金正恩の指示が親衛部隊である974部隊に秘密裏に下された」とし「高官ならば、周知の事実だ」と述べた。

 パク氏は金敬姫を毒殺するよう指示が下された理由について「張成沢の死と関連がある」とし「金正恩は叔母である金敬姫が夫、張成沢の死に対し不満を提起すると、これを鎮圧して静めようとした」と主張した。

 金敬姫が露骨に張成沢の処刑に対する不満を持続的に提起したため、これに対する措置をとったというのが説明だ。

 パク氏は、張成沢の処刑過程についてもこれまで知られていなかった主張を提起した。

 パク氏は「張成沢は公開処刑されたのではなく、地下にある隠された場所で処刑された」とし「誰もこれを見たと言う者はいない」と述べた。

 金敬姫に関するこのようなパク氏の証言は、韓国の情報当局が把握している金敬姫の周りの状況とは全く異なり、注目されている。

 情報当局は最近、金敬姫が様々な持病を治療しているとの状況が具体的に把握されており、金敬姫の死亡説について公式的に否定した。

 情報当局の関係者はこの日も「金敬姫はまだ生存していると把握している」と死亡説を改めて否定した。

 金敬姫は張成沢処刑後、一切の公開活動に出ておらず、全ての権力からも退いたと把握されている。

 ただしCNNは、パク氏の家族がまだ平壌(ピョンヤン)に残っており、彼の具体的な身元を公開することができないと説明。情報の信ぴょう性については具体的な説明を出せなかった。


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