【ソウル聯合ニュース】韓国軍は10日、北朝鮮のサイバー戦要員がハッカーが約1700人、支援組織員約5100人の計約6800人と明らかにした。 韓国の国軍サイバー司令部が昨年10月に行われた国会国防委員会の国政監査で報告した5900人より900人が増えた。軍の関係者は「北はサイバー戦力を核とミサイルと共に中核の非対称戦力として育成している」とした上で、「わが軍は北のサイバー威嚇の増加により、サイバー戦を軍事作戦化し、今後サイバー武器体系の開発や専門要員養成に注力する計画」と説明した。 一方、軍の関係者によると、北朝鮮は韓国の民間団体による北朝鮮への非難ビラ散布に対応し、風向きを測定する風向計を立て、ビラを撃ち落とすための高射銃を設置。砲兵戦力を動員し、応射訓練を行っているという。 昨年11月から今年4月まで実施した冬季訓練は地上軍の兵器を過去最大規模で野外に展開した。「軍部が忠誠競争し、訓練が強化された」という。 軍の関係者は、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記がロシアの対ドイツ戦勝70周年記念式典への主席を取りやめたことについて、北朝鮮とロシアの関係変化の可能性を指摘。北朝鮮が外交的な孤立から抜け出すため、アフリカや東南アジアなどを中心に外交活動を強化していると分析した。 yugiri@yna.co.kr
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