「ナッツ・リターン」航空機から降ろされた事務長、米国で大韓航空相手に損害賠償訴訟の準備中

パク・チャンジン事務長が米国で大韓航空を相手に500億ウォン（約55億円）台の損害賠償請求訴訟を準備中であることがわかった。

　パク・チャンジン事務長の関係者は29日、「パク事務長が米国・ニューヨークでの訴訟のため、弁護士らと接触しており、請求額は500億ウォン以上になる見通しだ」と明かした。

　チョ・ヒョナ (趙顕娥）大韓航空前副社長（40）は刑事裁判中、キム・ドヒ乗務員とパク事務長に対して合意金名目でそれぞれに1億ウォン（約1100万円）をソウル西武地裁に供託したが、2人とも訪れることはなく、趙前副社長は航空機航路変更罪などで懲役1年の実刑を宣告されて、控訴した。