“韓国のメッシ”と呼ばれるイ・スンウ(17、バルセロナ)に対するファンの関心が熱い。
“韓国のメッシ”と呼ばれるイ・スンウ(17、バルセロナ)に対するファンの関心が熱い。
“韓国のメッシ”と呼ばれるイ・スンウ(17、バルセロナ)に対するファンの関心が熱い。スペインの名門バルセロナ・ユースに所属するイ・スンウは、韓国のファンの前での初披露の席で、印象的な活躍を展開し、今後への期待感を高めた。

イ・スンウ の最新ニュースまとめ

 イ・スンウは29日午後8時、水原ワールドカップ競技場でおこなわれた、「2015水原(スウォン)JSカップU-18国際青少年サッカー大会」初戦ウルグアイ戦に先発出場し、自身の存在感を確実にアピールした。4-1-4-1フォーメーションの最前線のFWとして出場したイ・スンウは交代されるまでの63分間、活発な動きを見せた。

 イ・スンウは小さい背丈にも関わらず、ボールが自分に来ると相手守備がいない空間に食い込むスピードが他の選手とは違っていた。

 イ・スンウがファンの関心を集める理由のひとつが、ボールをキープしている間にどのようなプレーを見せるのか、楽しみを与えてくれる点だ。

 ファーストタッチから相手ゴールに向かって攻撃的に走るイ・スンウは、自信に溢れる突破を何度も見せた。バルセロナチームの懲戒で8か月間近く実践舞台に出られないながらも、鋭い攻撃本能だけは本物だった。

 彼はまた、特有の堂々としたスター性を持っていると評価を受けた。正直で直接的な話法で自身の意思を表現する。

 イ・スンウはウルグアイとの試合で、後半序盤に交代すると、「残念」という感情をむき出しにした。彼は「自ら満足できなかったからだ。僕自身にとても失望した」と明かした。他の選手が交代後、監督と握手をして出ていく姿とは明らかに違った。

 一方、補完しなければならない点も明らかだ。優れた攻撃性は持っているが、チームとしては完ぺきに溶け込めない姿があった。初試合を終えたイ・スンウは自身に「10点満点中4~5点しかあげられない」と評価した。しかし、イ・スンウだけの特別感がチームに融合すれば、大きなシナジー効果を発揮できるという期待感を示すには十分だった。

 アン・イクス監督(49)は「他の選手たちは以前から呼吸を合わせていたため、彼らに比べてチームに馴染めないのは仕方がない」としながらも、「彼はまだ成長段階だ。時間が経ち、経験をさらに積まなければならない」と述べた。

 イ・スンウは今後、より良いプレーを見せたいと覚悟している。彼は「個人的にボールタッチ、競技力ですべてに残念な面があった」とし、「今後、コーチや監督のアドバイスを聞いて、発展した姿を見せる」と話した。

 イ・スンウが来月1日におこなわれるベルギーとの第2戦で、またどのようなプレーを見せてくれるのか、多くのファンが楽しみに待っている。

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