パク・テファン(朴泰桓、25)に世界反ドーピング機関(WADA)が禁止薬物とする「Nebido」注射を投与した容疑で裁判にかけられた病院長が無罪を主張した。
パク・テファン(朴泰桓、25)に世界反ドーピング機関(WADA)が禁止薬物とする「Nebido」注射を投与した容疑で裁判にかけられた病院長が無罪を主張した。
韓国の競泳界を代表するパク・テファン(朴泰桓、25)に世界反ドーピング機関(WADA)が禁止薬物とする「Nebido(ネビド)」注射を投与した容疑(業務上過失致傷および医療法違反)で裁判にかけられた病院長が無罪を主張した。

パク・テファン の最新ニュースまとめ

 21日、ソウル中央地方裁判所刑事8単独カン・ビョンフン部長判事のもと進行された初公判でキム某院長側の弁護人は「2013年10月31日、パク・テファンが初めて病院を訪れ、12月に1度目のNebido注射をした。2014年7月29日には2度目のNebido注射をしたが、これがドーピング検査で問題になったようだ」と述べた。

 これは、パク・テファンの主張と正面から対立している。パク・テファンは先月27日、国際水泳連盟から18か月の選手資格停止処分が確定し、その後の記者会見で「2013年12月には注射を打ったことはない。Nebido注射は2014年7月の1度きりだ」と言及した。

 キム院長はパク・テファンにNebido成分について公示したと主張した。これもやはり、パク・テファンの解明とは違う。キム院長側は「Nebidoは治療目的にする施術と違い、来院者に詳細を説明し同意を得てから検査後に施術をおこなう。パク・テファンもこのような順序だった」と説明した。

 キム院長は2013年10月31日から知人の紹介で自身の病院を訪れたパク・テファンを管理してきた。以後、2度に渡り、男性ホルモン剤であるNebidoなどを十分に説明しないまま注射した容疑を受けている。

 キム院長側は「控訴状を見るだけでも、どれだけ告訴が無理なことかが分かる。選手が国際水泳連盟聴聞会を控え、医師を犠牲にしようとしたのか分からないが、善し悪しを明確にしなければならない」と話した。

 次回の公判は6月4日午後3時に開かれる。キム院長側は共に勤務していた看護師を、検察側はパク・テファンと前マネジャー、トレーナーら4人を証人として申請した。


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