姦通罪に対する韓国憲法裁判所(写真)の違憲決定以降、南西部に位置する全羅北道(チョルラプクト)地域で初めて再審を通じた無罪判決が下された。(提供:news11)
姦通罪に対する韓国憲法裁判所(写真)の違憲決定以降、南西部に位置する全羅北道(チョルラプクト)地域で初めて再審を通じた無罪判決が下された。(提供:news11)
姦通罪に対する韓国憲法裁判所の違憲決定以降、南西部に位置する全羅北道(チョルラプクト)地域で初めて再審を通じた無罪判決が下された。

 全州地裁は2日、姦通容疑で起訴され懲役6か月・執行猶予1年の刑が確定したA氏に対する再審裁判で、A氏の無罪を言い渡した。

 裁判部は「憲法裁判所の違憲決定により、この事件の公訴事実は犯罪に該当しない」とし、判決を下した。

 裁判部はこの日、初公判で結審に続いて判決言い渡しまで同時に進めた。

 A氏は憲法裁判所が違憲決定した翌日である2月27日に再審請求をした。A氏は2013年8月に姦通容疑で起訴され、2014年6月の1審で懲役6か月・執行猶予1年を言い渡され、控訴をしなかったため1審判決が最終確定された。

 全羅北道で最初に再審請求をしたA氏を除く、他の姦通関連の再審裁判は順次行われている。

 全州地裁と各支所は裁判が進められていた姦通事件に対する全ての公訴棄却決定をしていた。


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