２月の鉱工業生産　前月比２．６%増＝韓国

【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が３１日発表した２月の産業活動動向によると、鉱工業生産は前月比２．６%の増加となり、２カ月ぶりにプラスに転じた。化学製品やその他の運送装備などは減少したが、自動車や半導体などで増加した。　全産業の生産も前月に比べ２．５%増加し、２０１１年３月（２．５%増）以来の高い伸びとなった。前月の大幅減の反動や旧正月（今年は２月１９日）の影響を受けたとみられる。　企画財政部の関係者は、「前月大幅減の反動で、予想通り増加となった。昨年１０～１２月期に比べ、堅調な回復を示してはいないが、全般的に回復傾向にある」と説明した。　２月の製造業の在庫は前月より２．６%増え、製造業の平均稼働率は１．４ポイント上昇し７５．５%となった。　サービス業生産は芸術・スポーツ・余暇、出版・映像・放送通信・情報業などで減少したが、卸小売業や金融・保険業などが増え、前月より１．６%増加した。　小売販売は通信機器・コンピューターなど耐久財は減少したが、飲食料品など非耐久財の販売が増え、前月より２．８%増加した。増加幅は昨年８月（２．８%増）以来の高水準。　設備投資は電機・電子機器などで減少したが、航空機などを含むその他運送装備や自動車などで増え、前月比３．６%増加した。　景気の現状を示す一致指数の循環変動値は前月から０．３ポイント上昇、景気の先行きを示す先行指数の循環変動値も０．６ポイント上昇した。 csi@yna.co.kr