【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウルを訪れる外国人観光客が昨年1000万人を超えたことを受け、ソウル市は31日、多様化する観光客の需要に合わせ、都心の観光コースを改善すると発表した。 同市は41のテーマごとの観光コースを運営中だが、最近は団体旅行のほか、バックパッカーも増え、興味を持つ分野も歴史、建築、文化などに細分化しているため、改善する必要があると説明した。 同市が昨年から今年にかけて行った調査によると、中国人観光客は個人よりも団体旅行が多く、ショッピングや食事を好むことが分かった。 また、日本人観光客は個人旅行が多く、K-POPや韓国ドラマなどに関するコンテンツを体験しようとする人が多い。 東南アジアからの観光客は団体旅行が多く、米国からの観光客は個人旅行が多いが、ともに韓国ならではの伝統文化や祭りに興味を持っていると分析された。 市は調査結果をもとに、旅行会社などと協力して年末までに新たな観光コースを開発することを決めた。 まず、ツアーコースを歴史、文化芸術、産業・ショッピング、村・路地、自然・生態、テーマ観光と新たに分類し、プログラムを開発する方針だ。 ソウル市は「特にバックパッカーの意欲を刺激し、計画をたてる時に参考になるよう、現地のメディアによるマーケティングを拡大する」と説明した。 yugiri@yna.co.kr
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