米国の国家情報局(DNI)局長が北朝鮮が最近、核・ミサイルの能力を強化したと明かした、とボイス・オブ・アメリカ(VOA)が27日、報じた。(提供:news1)
米国の国家情報局(DNI)局長が北朝鮮が最近、核・ミサイルの能力を強化したと明かした、とボイス・オブ・アメリカ(VOA)が27日、報じた。(提供:news1)
米国の国家情報局(DNI)局長が北朝鮮が最近、核・ミサイルの能力を強化したと明かした、とボイス・オブ・アメリカ(VOA)が27日、報じた。

キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ

 米国ジェームズ・クラッパーDNI局長は北朝鮮が寧辺のウラン農村施設を拡大し、2007年に閉鎖していた原子炉を再稼働したとし、2013年に公言した通り、核施設を拡大したものと評価した。

 ジェームズ・クラッパー局長は26日(日本時間)米議会江原(カンウォン)軍事委員会で行われた聴聞会の書面による回答で北朝鮮が昨年、前例にない多くのミサイルを発射したとし、試験発射などを通じて、弾道ミサイル部隊も拡大し、精巧化したと述べた。

 続けて、核弾頭を装着した長距離ミサイル開発が米国に直接的な脅威だと強調した。そうしながら北朝鮮が大陸間弾道ミサイルであるKN08を2回公開し、同ミサイルを配置するための初期措置をすでにとったが、まだ試験発射はしていないとジェームズ・クラッパー局長は明かした。

 またジェームズ・クラッパー局長は北朝鮮の核兵器が、ミサイルが米国や東アジアに深刻な脅威を提起すると述べた。在来式軍事力が不足し、ミサイルや核兵器など大量破壊兵器開発に集中している、というのがジェームズ・クラッパー局長の分析だ。

 ジェームズ・クラッパーはさらに金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が過去3年間、粛清や処刑、指導部交代などを通じて権力を強固にしたと評価した。

 北朝鮮が外交的努力を強化しているが、金第1書記は変わらず自らの目的を達成するために、国際社会に挑発的で脅威的な行動をしていると指摘した。昨年11月、米国のソニーピクチャーズへのサイバーハッキング攻撃が1つの事例だと説明した。

 ジェームズ・クラッパー局長は北朝鮮が政治的な目的のため、サイバー能力を使う国のうちの1つとしながら、北朝鮮とイランよりは中国やロシアのサイバーハッキング能力がはるかに精巧だと評価した。



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