ソン・フンミンへ向けたチャ・ドゥリの称賛「終わりを知らない選手」

チャ・ドゥリが大事にする後輩ソン・フンミン（レバークーゼン）の活躍に嬉しさを表し、さらに大きな発展を願う心からの言葉を伝えた。

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　去る1月、オーストラリアアジア杯を終え、所属チームFCソウルに戻ってきたチャ・ドゥリが17日午後7時30分、ソウルワールドカップ競技場で行われたハノイT＆TとのAFCチャンピオンズリーグプレーオフを控えて、公式記者会見に参加した。

　チャ・ドゥリは「シーズン最初の試合で、ACL本選にでるため必ず勝たなければならない試合だ。試合に対する重要性は全選手がよくわかっている。精神的にも肉体的にも準備が上手くできた」とし「私たちは8強や4強に進み、優勝という大きな夢を持っている。その目標のための第1歩を上手く踏み出せるようにしたい。高い集中力で訓練した。良い試合をすることができるだろう」と自信を伝えた。

　続けて「個人的に最後のシーズンになるので、良い選手として記憶されたいのが願いだ。終わりが良ければ、良い記憶を残すことができる。監督と仲間、そしてチームに必ず必要だった選手として残るためにベストを尽くす」と覚悟を付け加えた。

　またこの場でチャ・ドゥリは後輩ソン・フンミンへ応援のメッセージを伝えた。ソン・フンミンは去る15日（日本時間）ドイツで行われたレバークーゼン対ヴォルフスブルクの2014-2015シーズンドイツ・ブンデスリーガ21ラウンドで1人で3ゴールを奪った。ドイツ進出後2度目のハットトリックだった。チームは4-5で敗戦したが、ソン・フンミンの価値はさらに輝いた試合だ。

　チャ・ドゥリは「すでにわたしより素晴らしい選手になったフンミンにアドバイスをすることはおかしなことになった」と話を切り出した後、「フンミンは急速に発展しているのが目に見える。おそらくわたしの記憶で父親（チャ・ボムグン監督）もブンデスリーガでハットトリックを記録できなかったと思う。誰もできなかったことをやり遂げている」と嬉しさを表した。

　続けて「代表チームで一緒に生活しながらも感じていたが、どこまで成長するのか予測するのが難しい選手だ。性格や体質すべて努力をたくさんするスタイルで、欲が無限だ」とし「心の中ではメッシやロナルド級に成長してほしい。世界のどこに出しても堂々と自慢できる選手になることができるという希望を持っている」という言葉で惜しみない拍手を送った。