【ソウル聯合ニュース】来韓中のガテマラー米国務次官(軍備管理・国際安全保障担当)は30日、北朝鮮・寧辺の原子炉が最近、再稼動の初期段階に入ったのではないかとの見方を示した米研究所の分析に関連し、「存在していた状況が続いているというのがわれわれの情報だ」と述べた。ソウルの外交部庁舎で開かれた韓米軍縮・核不拡散協議会に出席後、記者団に対し明らかにした。 一方、同協議会では北朝鮮やイラクの核問題、サイバー分野の安全保障などに関する包括的な協議が行われた。韓国側からは同部の辛東益(シン・ドンイク)多者外交調整官が首席代表として出席した。 ガテマラー次官は同部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官とも会談し、韓米間の緊密な協議を通じ北朝鮮核問題の実質的な進展に向け持続的に努力することを提案した。 尹長官は、北朝鮮核問題が核不拡散体制や地域の安定を脅かしているとした上で、北朝鮮非核化に向けた韓米両国の緊密な連携が必要だと強調した。
Copyright 2015(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0