【ソウル聯合ニュース】昨年の中朝貿易で北朝鮮の輸入額は3%減少したが、スマートフォンなどIT機器の輸入額は大幅に増加した。 韓国貿易協会が30日までにまとめた貿易統計によると、北朝鮮が昨年中国から輸入した「セルラー網やそのほかの通信網を活用する電話機」の総額は8284万3000ドル(約98億円)だった。前年(4402万9000ドル)の2倍近くで、2007年の同項目の統計開始以来で最大となった。 また、ノート型パソコンを含む「10キロ以下の重さの携帯用自動情報処理機器」の昨年の輸入額も2336万9000ドルと前年比16%増加し、統計が始まった1998年以来最大だった。 北朝鮮の経済状況は金正恩(キム・ジョンウン)体制になってから徐々に上向いており、富裕層も増加傾向にある。スマートフォンなどIT機器を使う人口は平壌を中心に急速に増えているとされる。 携帯電話を使う人は、昨年6月末時点で全人口の約10%の240万人を超えた。 mgk1202@yna.co.kr
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