救助する上で生存率の高い時間帯「ゴールデンタイム」を逃し、セウォル号沈没を防げなかった珍島沿岸海上教筒管制センター所属の関係者らが有罪判決を受けた。
救助する上で生存率の高い時間帯「ゴールデンタイム」を逃し、セウォル号沈没を防げなかった珍島沿岸海上教筒管制センター所属の関係者らが有罪判決を受けた。
救助する上で生存率の高い時間帯「ゴールデンタイム」を逃し、セウォル号沈没を防げなかった珍島(チンド)沿岸海上教筒管制センター(VTS)所属の関係者らが有罪判決を受けた。

 光州(クァンジュ)地方裁判所第11刑事部は、29日に開かれた宣告公判で、職務遺棄、虚偽公文書作成および行事、公用物件損傷などの容疑で起訴されていた珍島VTS前センター長キム某(46)警監に、懲役10月・執行猶予2年を言い渡した。

 裁判部はまた、同様の容疑で起訴されたチーム長ら3人についても、懲役6月・執行猶予2年を、残りの関係者らには罰金200~300万ウォン(約21~32万円)をそれぞれ宣告した。

 裁判部は求刑前、「被告人が変則的な違法勤務をし、これを隠すために虚偽の公文書を作成した。罪質は軽くない」と明かした。続けて、「しかし、被告人らが刑事処罰を受けたことがない点、家族らを扶養している点などを考慮した」と量刑理由を説明した。

 キム警監らは昨年3月15日からセウォル号事故当日の4月16日まで、夜間勤務時に第1セクター(沿岸)管制要員のみが働き、第2セクター(遠距離)管制要員は業務を遂行しないなど、管制を疎かにした容疑などで起訴された。

 特に、彼らはセウォル号沈没後の4月19日、管制不十分疑惑を隠ぺいするためCCTVカメラを外し、5月22日には動画ファイルを削除していたことがわかった。

 珍島VTSは管制面積が広いものの、夜間勤務時は一人で1セクターと2セクターのすべてを引き受け、他の管制要員は睡眠、インターネット検索、新聞を読む、ゴルフ練習などをしていたと発表された。

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