FWソン・フンミンがゴールを決め、GKキム・ジンヒョンがシュートを防げば、27年ぶりの決勝進出も夢ではなくなる。
FWソン・フンミンがゴールを決め、GKキム・ジンヒョンがシュートを防げば、27年ぶりの決勝進出も夢ではなくなる。
ウリ・シュティーリケ監督(60)率いるサッカー韓国代表は26日午後6時(日本時間)、スタジアム・オーストラリアにて、イラクと「AFC アジアカップ オーストラリア2015」準決勝に臨む。

ソン・フンミン の最新ニュースまとめ

 27年ぶりにアジアカップの決勝進出に挑戦する。韓国は1988年の決勝進出以降、ベスト4またはベスト8で終わっている。優勝の記憶はもはや忘れ去られている状態だ。

 栄光再現のためには、前方でさく烈し、後方で防がなければならない。“解決師”ソン・フンミン(22、バイヤー・レバークーゼン)のつま先と“クモの手”キム・ジンヒョン(27、セレッソ大阪)の指先が注目を受ける理由だ。2人は今大会、並んで前と後ろで猛威を振るっている。

 ソン・フンミンは風邪の症状から復活した。去る10日、オマーンとの組別リーグ初戦以降、微熱を伴う風邪をひいた。13日のクウェート戦は宿舎で見守り、オーストラリアとの第3戦はベンチで待機した。前半39分に負傷したク・ジャチョル(25、マインツ)と交代し、100%のコンディションではなかったが、ドリブル突破を見せるなど、活躍した。

 22日、ウズベキスタンとの準々決勝は、まさにソン・フンミンのソン・フンミンによるソン・フンミンのための舞台だった。0-0で迎えた延長前半14分、ヘディング先制ゴールを決めたのに続き、延長後半終了間際にもゴールネットを揺らし、2-0の勝利と共にベスト4進出へ大きく貢献した。そして、一瞬にして今大会の得点王争いにも加わるかたちとなった。

 GKキム・ジンヒョンのファインプレーのパレードも再度映し出されるのか、関心が集中する。彼はオマーン、オーストラリア、ウズベキスタンの3試合連続で無失点勝利に貢献した。スーパーセーブが光った。オマーン戦では終了直前、相手の決定的なヘディングシュートを体を傾けながら防いだ。オーストラリア戦では得点に繋がるようなシュートを3~4回止めている。ウズベキスタン戦も延長までの120分間、ゴールを死守した。

 シュティーリケ監督も期待感を隠せない。決戦前日の公式インタビューで「これまでキム・ジンヒョンが見せてくれた活躍は相当優秀だった。残り2試合もいい姿を見せてくれるだろう」とし、「無失点を続けてきたが、このようなGKが韓国にいるなんて思わなかった。準決勝も無失点におさえられたらいい」と述べた。

 ソン・フンミンがゴールを決め、キム・ジンヒョンがゴールを守れば、27年ぶりの決勝進出も夢ではなくなる。

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