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カルロス・アルモア (Carlos Armoa)コーチは昨年9月、シュティーリケ監督と共に韓国チームへ合流した。シュティーリケ監督と長年の縁があり、オーストラリアでは選手たちのフィジカルトレーニングを中心に管理している。アジアカップ開幕を控え、選手たちの体力とコンディションを同一に高めていくことがコーチに課せられた任務だ。
アルモアコーチは「選手たちは各自の所属チームで日程を消化した後、代表チームへ合流したことから、体力的にはそれぞれ異なっていたのが最も重要ポイント」とし、「同等のコンディションを作り上げることが目標だったが、ある程度、同等レベルまで上がってきており、満足している。しかし、トレーニングと実際の試合は異なるため、初戦を見守った後、正確なことがわかる」と述べた。
では、アルモアコーチが見る韓国チームはどうだろうか。彼は「韓国に来る前から、選手たちの練習強度は高く、練習量も多いことは知っていた」とし、「直接、チームを見て感じたことは、思ったよりテンポがスローだということ」と印象を正直に語った。
チームのサッカーがスローである原因について「2つ考えられる」としたアルモアコーチは「まずは、フィジカルが弱いためにテンポをあげることができない。次に、該当地域のサッカースタイル自体がスローであるケース。私が見た結果、後者にちかい」としながら、「この点を変化させようと、リズムの速いサッカーを指導している。しかし、問題はリズムというのは国ごとに異なるということ。韓国の場合、他のリーグ(海外)でプレーしている選手が一緒にトレーニングを行うことになるため、同等のリズムとテンポが出せるように体力プログラムを重要視すべき」と強調した。
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