大韓航空のオーナー3世の末っ子のチョ・ヒョンミン(31)氏。大韓航空の旅客マーケティングを担当する取締役専務であり、LCC(格安航空会社)であるジンエアー(Jin Air、大韓航空の系列会社)でも広告マーケティン
大韓航空のオーナー3世の末っ子のチョ・ヒョンミン(31)氏。大韓航空の旅客マーケティングを担当する取締役専務であり、LCC(格安航空会社)であるジンエアー(Jin Air、大韓航空の系列会社)でも広告マーケティン
大韓航空のオーナー3世の末っ子のチョ・ヒョンミン(31)氏。大韓航空の旅客マーケティングを担当する取締役専務であり、LCC(格安航空会社)であるジンエアー(Jin Air、大韓航空の系列会社)でも広告マーケティングを担当する取締役専務を兼任している。

 1983年生まれで、アメリカのUSC大学でコミュニケーションを専攻、大韓航空や韓進グループではなく、別財閥系列の広告会社「LGアド」に2005年入社した。2006年には同社でドイツ車「ベンツ」の広告制作の実務を担当し、新車発表会を大韓航空の格納庫で開くなど、「斬新なアイディア」で有名になった。
 
 しかし、2007年に大韓航空に入社し、高速昇進を繰り返した以降は、韓国経済の75%を独占する財閥のオーナー一族経営の批判の的になることもあった。

 特に、“誤字問題”で恥を掻いたことでも有名。2012年、旅行用品販売会社の社長がSNSに、「ジンエアーは、乗務員の上の制服の丈が短くてよくない。顧客の荷物を引き上げる際、ヘソが見えたりもする」とつぶやくと、趙氏は「メイギカイソン(名義壊損)」だと同じSNSで強く反発した。しかし、正しくは「メイヨキソン(名誉毀損)」。

 このことが当時マスコミで大きく報道されていて、「国語も正しく知らないオーナーの一族が、アメリカ留学で学歴を作り上げ、国民が支えてきた財閥を一族経営として継ぐ」、なとの批判もあった。現在、「復讐姫」趙氏は韓国の上場企業の中で最年少の取締役である。

 一方、最近は実姉のチョ・ヒョンア副社長(41)の「ナッツ・リターン」騒動について「大韓航空の皆の間違い」との意見を社内ネットで公表、社内の反発を買っていた。

 韓国のネットユーザーらは「大韓航空の3姉弟妹は本当に問題児だ」、「未来の大韓航空は暗い」、「大企業一家に生まれて甘やかされて育ったんだ」、「王族か、何だ」、「お金持ちはやはり3世までだね」、「お爺さんはすごい人だったけど、孫娘はちょっと…」などの反応がある。

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