【ソウル聯合ニュース】来年、光復節(8月15日、日本による植民地支配からの独立記念日)70周年を迎えるに当たり、韓国国家報勲処は独立運動家、安重根(アン・ジュングン)の遺骨埋葬地について手がかりをつかむため、ロシア側の資料を積極的に調査発掘する計画であることが24日、明らかになった。 国家報勲処関係者は同日、今月15~20日に関係者がロシアを訪問し、現地の同胞らと資料の調査発掘方法を協議したと伝えた。 調査発掘対象となるのは、ロシア国立文書保管所、旧ソ連国家保安委員会(KGB)など5カ所。 政府関係者によると、旧満州(中国東北部)に駐留していた旧ソ連軍が奪った日本の文書の中に、安重根に関連する資料が含まれている可能性があるという。 ロシア側は文書保管所に韓国人の立ち入りを禁じているため、現地同胞の協力を得て資料を探すことになる。 また、政府としても外交ルートを通じロシア側に協力を求めていく計画だ。 初代韓国統監の伊藤博文を暗殺して死刑判決を受けた安重根は、中国・旅順の刑務所に投獄された。処刑後、遺体は刑務所の裏山にあった共同墓地に埋葬されたとされている。 sjp@yna.co.kr
Copyright 2014(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0