駐シドニー韓国領事館はこの日午前、人質になったとされる20代の韓国系女性の母親との通話で「韓国国籍ではない、オーストラリア市民権を保有する韓国系」であることを把握した、と伝えた。
この女性は、人質となった直後にカカオトーク(スマートフォンメッセージ送受信アプリ)のチャット会話で、自身がカフェ内で人質になっていることを告げたという。
この女性の母親は、娘が人質になっているとの情報を受けて連絡を試みたが、その後女性からの返答はないことが明かされている。
これを前に現地メディアは、シドニー中心部の金融街にあるカフェで、何者かが人質をとって店内に立てこもっていると報道。また、カフェの窓にはアラビア語が書かれた白と黒色の旗が外を向けて掲げられており、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による犯行との見方も出ている。
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